旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:江頭大介)は、旧車に興味のある159人を対象に、旧車の燃費とガソリンについてアンケートを実施いたしましたので、その調査結果をお知らせいたします。
- 調査背景
近年では新車の納車遅れなどが原因となって中古車購入が話題になっておりますが、1990年代や2000年代の国産スポーツカーが高値を記録するなど旧車と呼ばれる車種に関しても注目されてきています。旧車と呼ばれる車は現行の新車と比べると燃費やガソリンに関しても特徴があります。
そこで旧車王では、旧車の燃費とガソリンについて選択肢を用意し調査いたしました。
- 調査対象
・調査対象:旧車に興味のある男女159名
・調査期間:2022年1月7日〜2022年1月13日
・調査内容:Q1.現在所有している、または過去に所有していた旧車の燃料を教えてください※2010年式以前の車を旧車と定義 Q2.現在所有している、または過去に所有していた旧車の燃費を教えてください※2010年式以前の車を旧車と定義 Q3.よく利用するガソリンブランドを教えてください
- 調査概要
Q1.現在所有している、または過去に所有していた旧車の燃料を教えてください※2010年式以前の車を旧車と定義
1位 ハイオク 66.0%
2位 レギュラー 26.4%
3位 軽油 7.5%
所有している旧車の燃料に関する質問で最も多くの回答を集めたのは「ハイオク」で66.0%でした。回答者の約2/3が「ハイオク」と回答したことから、やはり旧車と呼ばれる領域で人気のある車種はスポーツタイプの車が多く、旧車に乗っているユーザーならではの特徴ではないかと考えられます。
また、首都圏で排ガス規制がある中でも「軽油」と回答したユーザーが7.5%いることから、地方でTOYOTAのランクルなどの旧車に乗るユーザーも一定数いるのではないかということが推察できます。
Q2.現在所有している、または過去に所有していた旧車の燃費を教えてください※2010年式以前の車を旧車と定義
1位 7〜9km/l 38.4%
2位 4〜6km/l 28.3%
2位 10km/l以上 28.3%
4位 3km/l以下 5.0%
所有している旧車の燃費に関する質問では「7〜9km/l」という回答が最も多く、38.4%という結果でした。「10km/l以上」と回答したユーザーも28.3%で「4〜6km/l」と並んで2位となっており、現行の車種に比べて燃費の良さに重点を置かれておらず、かつスポーツカーが多いとされている旧車でも特別燃費が悪すぎるというわけではないことが読み取れます。
一方で燃費が「10km/l以上」の旧車は3割未満という見方もできるため、現代の新車や高年式車と比較するとやはり旧車の燃費は見劣りしてしまうとも受け取れます。
Q3.よく利用するガソリンブランドを教えてください
1位 ENEOS 44.0%
2位 昭和シェル石油 18.9%
3位 出光興産 16.4%
4位 コスモ石油 8.8%
5位 ESSO 3.1%
6位 KYGNUS 2.5%
その他 6.3%
旧車好きのユーザーがよく利用するガソリンブランドで最も多くの回答数を得たのは「ENEOS」で44.0%でした。国内で最も多い店舗数を誇るガソリンスタンドなので、多くのユーザーがENEOSを利用していることが伺えます。
また、Q1で「ハイオク」と回答したユーザーが最も多く、ガソリンはレギュラーはブランドによって差はないですが、ハイオクはブランドによってオクタン価が変わってくるなど走行性能にも影響してくることから、そのような観点でガソリンブランドを選択しているユーザーもいるのではないかと推察できます。
- 旧車王鑑定士への質問コーナー
回答者の皆様からいただいたご質問の中から1つ、旧車王の鑑定士が回答する質問コーナー。今回のご質問は「旧車の相場はどう決まる?」です。
旧車王鑑定士からの回答はこちら👇
「年式が古ければ古いほど高い、数が少なければ少ないほど高いということではなく、需要があるかどうかで決まります。どんなに珍しく古い旧車でも、その車種やグレード自体に人気がないと値段は上がりません。それは車の格好だったり載っているエンジンだったり、その車種の中での上位グレードかなど色々な理由が関係します。また、海外の需要が高まることで、国内の価格が引き上げられるということもあります。輸入車の場合だと、日本国内の車両は状態が良いものが多く、海外の方に好まれる傾向にあります。その影響で国内の台数も少なくなり、価格が上がっていくということも考えられます。」
- 調査まとめ
今回の調査で旧車の燃料や燃費、さらには旧車に乗っているユーザーがどんなガソリンブランドを選んでいるかがわかりました。旧車の燃料に関する質問では、「ハイオク」と回答したユーザーが最も多かったことから、やはりスポーツタイプの車に乗るユーザーが多いのではないかということが伺えます。燃費やガソリンに関する傾向は旧車に限らず今後も変化が続くと予想され、今後も市場やユーザーの動向に注目する必要があると言えるでしょう。
旧車王では、⽇々変化していく旧車関連のユーザー傾向や市場の情報をお届けしてまいります。
- 旧車王とは
旧車王は旧車に特化して21年以上の旧車専門の買取サービスで、全国どこでも無料出張査定で素早く車の売却ができることが特徴です。年式や走行距離、グレードのみで査定をするだけでなく、機関系の状態や足回りの状態、下回りの錆やステアリングの状態、車台番号とエンジン番号の確認などあらゆる情報を確認する「鑑定」によって旧車の高価買取を実現しております。特にスポーツカーや特殊なモデル、希少車を得意としており、お客様の愛車に対する想いまでを汲み取り、自動車文化遺産を次世代へつないでいくための橋渡しをしています。
◆旧車王:https://www.qsha-oh.com/
- カレント自動車とは
カレント自動車株式会社は「新時代CarTech企業」を目指し、輸入車と旧車を中心に周辺事業を展開しており、情報×自動車のCarTechと呼ばれる分野での事業展開を強化しております。従来からの「輸入車のベストパートナー」として国内最大級の輸入車買取サービス「外車王」の運営、取り扱いの難しい旧車に特化した買取サービス「旧車王」の運営、輸入車の販売事業、整備事業、パーツ供給事業に加え、IT事業、整備ネットワーク事業を手がける新時代のCarTech企業です。現在は、国内にとどまらず海外事業も展開し、新時代のソリューションを提供することで自動車産業に貢献してまいります。
◆カレント自動車株式会社:https://www.currentmotor.co.jp/