旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:江頭大介)は、旧車に興味のある199人を対象に、旧車の運転に関するアンケートを実施いたしましたので、その調査結果をお知らせいたします。
- 調査背景
旧車は運転が楽しいと聞くけれど、最近の車と比べたら大変なことが多そう、運転中気にすることが多そう。そういった印象をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
実際、旧車を運転する上で大変なことはあるのか、旧車に乗る時はどんなことに気を付けているのか、気になりますよね。
そこで旧車王では、旧車乗りの皆様に旧車の運転について、選択肢を用意し、調査をしてみました。
- 調査対象
・調査機関:自社調査
・調査対象:旧車に興味のある男女199名
・調査期間:2022年12月15日〜2022年12月26日
・調査方法:インターネット調査
・調査内容:Q1.旧車を運転する上で大変だと思うことはありますか?※2010年以前の車を旧車と定義 Q2.旧車の運転で気をつけていることはありますか?※2010年以前の車を旧車と定義 Q3.運転中のナビゲーションは何を使っていますか?
- 調査概要
Q1.旧車を運転する上で大変だと思うことはありますか?※2010年以前の車を旧車と定義
1位:トラブルに対して常に不安を抱えている 89票
2位:ガソリンの消費が早い 54票
3位:大変だと思うことはない 52票
4位:エアコンがない(効きが悪い) 47票
5位:ヘッドライトが暗い 35票
※上位5位までを抜粋
旧車乗りに旧車を運転する上で大変だと思うことを聞いてみると、最も多かった回答が「トラブルに対して常に不安を抱えている」で89票が入りました。
旧車乗りの多くが、愛車のトラブルを気にしながら運転していることが汲み取れます。旧車を乗る上ですぐに異変に気づけるよう、音、匂いなどに敏感でいることや愛車の弱い部分を知っておくことは重要なことです。
2位は「ガソリンの消費が早い」で54票がはいりました。
旧車は最新の車に比べたら燃費が悪く、またガソリンも少し下がったとはいえまだまだ高騰しているので、出費も嵩みます。
定期的なメンテナンスを心がけたり、短期間の運転は控え、燃焼効率をよくすることも大切です。
3位は「大変だと思うことはない」で52票が入りました。
意外なことに、旧車を乗る上で大変な思いはしていない人が多くいることがわかりました。旧車を乗る上で大変という感覚ではなく、愛情面が大きいのかもしれませんね。
その他の回答には、「不調原因が特定しづらい」や「幌の雨漏り」などがありました。たしかにオープンカーは隙間や小さな破れがあると致命傷になるので、雨天時はなかなか出かける気にならないかもしれません。
Q2.旧車の運転で気をつけていることはありますか?※2010年以前の車を旧車と定義
1位:定期的なメンテナンスを心がける 126票
2位:雨の日は乗らない 75票
3位:走らない日も定期的にエンジンをかける 67票
4位:暖気時間を十分にとる 56票
5位:弱っている箇所を労わりながら運転する 51票
※上位5位までを抜粋
旧車乗りに、実際に運転で気を付けていることについて聞いてみると、最も多かった回答が「定期的なメンテナンスを心がける」で126票でした。
Q1の回答で最も回答の多かった「トラブルに対して常に不安を抱えている」の対策に当たりますね。旧車乗りの多くが、日頃から愛車のメンテナンスに勤しんでいるようです。
次に多かった回答が、「雨の日は乗らない」で75票でした。旧車は水抜けが悪い構造だったり、防錆性が甘かったりします。もし雨に降られた場合は、車庫に入れてから水を拭き取ったり乾かしたりと、雨には苦労している旧車乗りの方も多いのではないでしょうか。
3位は「走らない日も定期的にエンジンをかける」で67票が入りました。しばらくエンジンをかけずに放置していると、オイル類が流れ落ちてしまい次に始動する時にドライスタートとなってしまい機関系統に負担をかけてしまう可能性があります。エンジンをかけるだけでなく、一定の時間決めて走る方もいるかと思いますが、旧車は不動の期間をなるべく取らないことが大切だといえます。
その他の回答には、「週1回はなるべく長い距離を走る」や「定期的に1時間程度の走行をする」などがありました。エンジンをかけるだけでなく、定期的に車を走らせることを心がけている方もいるようです。
Q3.運転中のナビゲーションは何を使っていますか?
1位:スマートフォン(タブレット) 40.6%
2位:車載ナビ 35.5%
3位:使わない 21.8%
4位:地図帳 1.0%
4位:その他 1.0%
旧車を運転中にナビゲーションは何を使っているか聞いてみると、スマートフォン(タブレット)が40.6%と最も多く、次に「車載ナビ」が35.5%、3つ目に多かった回答が「使わない」で21.8%という結果になりました。
旧車はナビがついていないものや、付いていても古すぎて使えないものがあるため、新たにナビを取り付けるよりスマートフォンを使用する方が多いのではないでしょうか。また、スマートフォンやタブレットの地図情報は常に最新の状態なので更新が不要という点も便利です。
車載ナビを利用している人も35.5%いて、車載ナビは操作がしやすく画面が見やすい点と、スマートフォン等と比べると通信量が不要というメリットがあります。
なんと3位にはナビゲーション自体を使わないという回答が21.8%あり、あまり遠出をしなかったり知っている道をドライブする方が多いことが読み取れます。
- 調査まとめ
今回の調査で、旧車乗りの方は愛車のトラブルに気を付けながら運転しており、日々メンテナンスもしっかりしている方が多いことがわかりました。
毎日旧車に乗れなくても定期的にエンジンをかけたり走らせたりすることから、旧車は生活の一部になっていることが読み取れます。Q1とQ2の結果からは、旧車への愛情が感じられる投票結果となりました。
運転中のドライブはスマートフォンを使用する割合が最も多いことから、ナビがついていない・使い物にならないケースが推察でき、旧車乗りの中でも、常に最新のデータが反映されるスマートフォンの需要が高いことがわかりました。
過去のアンケート結果は、弊社コーポレートサイトからご確認いただけます▼
https://www.currentmotor.co.jp/category/notice/news/
- 旧車王とは
旧車王は旧車に特化して21年以上の旧車専門の買取サービスで、全国どこでも無料出張査定で素早く車の売却ができることが特徴です。年式や走行距離、グレードのみで査定をするだけでなく、機関系の状態や足回りの状態、下回りの錆やステアリングの状態、車台番号とエンジン番号の確認などあらゆる情報を確認する「鑑定」によって旧車の高価買取を実現しております。特にスポーツカーや特殊なモデル、希少車を得意としており、お客様の愛車に対する想いまでを汲み取り、自動車文化遺産を次世代へつないでいくための橋渡しをしています。
- カレント自動車とは
カレント自動車株式会社は「カーテックで自動車再生メーカーへ」というビジョンを掲げ、価値ある中古車を修理修復して価値を上げて、市場に再流通させる事業をおこなっております。当社は2000年から自動車アフターマーケット業界において取扱いの難しいクルマに特化して、周辺事業を多角的に展開してきました。買取〜パーツ供給〜修理〜販売(卸し/小売)まで全て自社内で完結できることが強みです。そして、この自動車再生事業を当社のもう一つの強みであるITを使って強力に推進しています。どんどん新車を買ってどんどん廃車にする、というハイパー消費時代は終わりをつげ、循環型社会に世の中は変わろうとしています。中古車の活用が今後もっと広がり、社会が良くなっていくよう今後も活動してまいります。
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