旧車王が旧車に興味があるユーザーを対象に大調査!旧車の全塗装(オールペイント)はあり?なし?

旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:江頭大介)は、旧車に興味のある125人を対象に、旧車の全塗装(オールペイント)についてアンケートを実施いたしましたので、その調査結果をお知らせいたします。

  • 調査背景

旧車の塗装は、経年で少なからず劣化していきます。そこでボディ全体の色を全塗装したいと考える方もいれば、全塗装はしたくないという方もいて意見がわかれます。

そこで旧車王では、旧車オーナーの方に旧車の全塗装(オールペイント)についての考えを、選択肢を用意し、調査いたしました。

  • 調査対象

・調査対象:旧車に興味のある男女125名
・調査期間:2022年4月28日〜2022年5月11日
・調査内容:Q1.旧車の全塗装(オールペイント)はありですか?※2010年以前の車を旧車と定義 Q2.Q1でありと答えた方、理由を教えてください。(複数回答可) Q3.Q1でなしと答えた方、理由を教えてください。(複数回答可)

  • 調査概要

Q1.旧車の全塗装(オールペイント)はありですか?※2010年以前の車を旧車と定義


旧車の全塗装(オールペイント)はありかという質問に対し、74.4%の方がありと回答しました。

当時の塗装で乗りたい方が旧車乗りには多いという考えを覆す、意外な結果となりました。

Q2.Q1でありと答えた方、理由を教えてください。(複数回答可)


旧車の全塗装(オールペイント)がありと回答した方の理由として最も多かったのは「新車当時の雰囲気を味わいたいから」が34.5%、次に「傷や錆を隠したいから」が28.7%、「色を替えたいから」が14.9%という結果になりました。

その他の意見では、「ノーマルデカールを無くしたい」、「メンテナンスのひとつだから」、「錆をしっかり取って、下地処理と塗装をしたものなら全塗装は大歓迎(AE86のような錆びやすい車なら尚更)」、「リフレッシュのため」等がありました。

納車当時のピカピカな状態を再現し、新鮮な気持ちを味わえるという意味でも「新車当時の雰囲気を味わいたいから」と考える人も多い様です。

2番目に多い回答の「傷や錆を隠したいから」は、メンテナンスの一つとして行う方も多い印象でした。

3番目に多い回答の「色を替えたいから」に関しては、車種にもよりますが、例えばランクル60やその他の回答にもあったAE86など、塗装を変えることで好印象を与える旧車もあります。

Q3.Q1でなしと答えた方、理由を教えてください。(複数回答可)

旧車の全塗装(オールペイント)がなしと回答した方の理由として最も多かったのは「オリジナルで乗りたいから」が17.9%、次に「全塗装によって価値が下がると思うから」が6.7%、「部分塗装で十分だと思うから」が6.0%という結果になりました。

その他の意見では、「くるまの状態がわからなくなるから」、「塗装する費用よりもその他改造費に充てる」、「本来の姿がわからなくなるから」等がありました。

最も多い回答の「オリジナルで乗りたいから」には、やはり当時の「味」を感じられるよう、あえて手を加えないという選択をする方が多い印象です。

2番目に多い回答の「全塗装によって価値が下がると思うから」は、車によってはそういった印象を受けるものもあるのは事実です。また、全塗装をする工程で部品の交換が必要となることもあるため、オリジナルパーツが手に入らない可能性も考慮する必要があります。

3番目に多かった「部分塗装で十分だと思うから」は、オリジナルを極力維持しつつ、やむを得ず手を加える方や、ボディ剛性や特徴によって部分塗装の判断になるのかもしれません。

  • 調査まとめ

今回の調査で旧車の全塗装(オールペイント)には前向きな意見が多いことが分かりました。

全塗装は費用もかかるため容易ではないですが、塗装のやれていない状態に戻すことによって、新車当時の雰囲気を味わいたいと考える方は多いようですね。

一方で全塗装をしない派の意見では、オリジナルで乗りたいという意見が多いことから、旧車の”旧さ”へのこだわりが汲み取れます。いずれにせよ、オーナー様の愛車を大切にする気持ちや拘りが分かる結果となりました。

旧車王では、⽇々変化していく旧車関連のユーザー傾向や市場の情報をお届けしてまいります。

  • 旧車王とは

旧車王は旧車に特化して21年以上の旧車専門の買取サービスで、全国どこでも無料出張査定で素早く車の売却ができることが特徴です。年式や走行距離、グレードのみで査定をするだけでなく、機関系の状態や足回りの状態、下回りの錆やステアリングの状態、車台番号とエンジン番号の確認などあらゆる情報を確認する「鑑定」によって旧車の高価買取を実現しております。特にスポーツカーや特殊なモデル、希少車を得意としており、お客様の愛車に対する想いまでを汲み取り、自動車文化遺産を次世代へつないでいくための橋渡しをしています。

◆旧車王:https://www.qsha-oh.com/

  • カレント自動車とは

カレント自動車株式会社は「新時代CarTech企業」を目指し、輸入車と旧車を中心に周辺事業を展開しており、情報×自動車のCarTechと呼ばれる分野での事業展開を強化しております。従来からの「輸入車のベストパートナー」として国内最大級の輸入車買取サービス「外車王」の運営、取り扱いの難しい旧車に特化した買取サービス「旧車王」の運営、輸入車の販売事業、整備事業、パーツ供給事業に加え、IT事業、整備ネットワーク事業を手がける新時代のCarTech企業です。現在は、国内にとどまらず海外事業も展開し、新時代のソリューションを提供することで自動車産業に貢献してまいります。

◆カレント自動車株式会社:https://www.currentmotor.co.jp/

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